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リフォームにかかる工事費用の内訳
リフォームは施工代だけでなく、もろもろの費用が発生します。
工事費用の内訳はリフォームの種類や施工部位によって異なり、リフォーム会社によって名目が異なります。
基本的な工事費用としては材料費が挙げられます。
材料費はフローリング材、建具、壁材といった材料から、キッチン、ユニットバス、洗面台などの設備も含みます。
工事費用の中には労務費というものがあり、システムバスやシステムキッチンの取り付け工事費、解体撤去費用、仮設工事費、廃材処分費などが該当します。
労務費はリフォームにおいては必須費用と言えます。
材料費は価格が明記されることが多いのでハッキリしていますが、労務費はリフォーム会社や工務店でそれぞれ異なりますし、明記されない場合も多いので不明瞭な点もあります。
仮設工事費、解体費用など各費用が明記してある内訳は施工主にとって見やすく、また誠実であるとも言えます。
労務費を一式とだけ記入されている場合もありますが、費用について不明な点があればリフォーム会社に詳しい内訳を尋ねることも必要です。
外壁や屋根リフォームをする際に、見落としがちなのが足場代です。
内装と違って外壁や屋根の塗装を塗り替えたり、壁材や屋根材を貼り替える作業を行うには足場が必要です。
足場を組むにも費用が発生するため、リフォームの費用の一部として計算しておく必要があります。
水まわりリフォームで配管の位置を変える場合は、配管の長さや曲がる回数などで費用が決まります。
配管だけでなく周りの建材や排気ダクトの設置や移設なども必要な費用となります。
耐震リフォームの場合は耐震改修にかかる費用だけでなく、耐震診断、耐震設計に対する費用も必要になりますし、その他、工事には確認申請手数料、近隣への挨拶に必要な土産代なども必要となります。
内訳が細かく明記されているかどうかを確認していただき、不明瞭な点があればご遠慮なくご質問ください。